最初に
みなさん、こんにちは!海中ライダーです!
「大型バイクに乗りたいけど、維持できるだろうか?」
「大型バイクってお金かかるんでしょう?」
こんな不安をお持ちではありませんか?
筆者も「大型バイクはお金持ちの乗り物」「自分には無理じゃないか」と思っていたことがありました。
今日はそんなあなたのために、こんな記事をご用意しました!
- 1年間の大型バイク維持費
- 大型バイクの維持に必要な項目
- バイクの維持費を捻出するために、筆者が実践していること
バイク歴15年以上、大型バイク2台を所有する筆者が、維持費のリアルを数値を用いながらを解説していきます。
この記事を読めば、大型バイクの維持費に関する不安が解消できますよ!
憧れの大型バイクへの第一歩を、今日踏み出しましょう!
是非最後までお付き合いください。それでは、どうぞ!

ネーム:海中ライダー
関西出身、何かと理由を作ってはバイクに乗ろうとする旅人。バイク歴15年以上。ラジオを聴きながら夜な夜な執筆しているブロガー。
関西を中心に、バイクにまつわるアレコレを書いています。
取得免許:大型自動二輪車免許、普通自動車第一種運転免許、温泉ソムリエ
筆者の大型バイクが1年にかかった維持費

まずは、筆者のバイクで維持費を確認してみましょう!
直近1年でかかった費用を算出してみました。ちょうど車検を受けた年でもあり、一番費用がかかった年でもあります。
トレーサー900

(いつも通り、あるがままをお知らせします!)
項目 | 単価 | 数量 | 合計 |
---|---|---|---|
エンジンオイル交換 | 8,000円 | 2回 | 16,000円 |
チェーン清掃 | 3,000円 | 4回 | 12,000円 |
タイヤ交換 | 60,000円 | 1回 | 60,000円 |
ブレーキパッド | 3,800円 | 1回 | 3,800円 |
ガソリン(ハイオク) | 190円/L | 270L | 51,300円 |
車検* | 25,000円 | 1回 | 25,000円 |
軽自動車税 | 6,000円 | 1回 | 6,000円 |
自動車重量税* | 3,800円 | 1回 | 3,800円 |
自賠責保険* | 8,760円 | 1回 | 8,760円 |
任意保険 | 18,000円 | 1回 | 18,000円 |
204,660円 |
維持費合計は、年間204,660円、月々17,000円ほどの維持費となりました!
これを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれですが、金額が見えるとモチベーションアップに繋がりますね!
ちなみに、車検のない年であれば*印の支払いはないので、3〜4万安くなります。
日常的にかかる費用

まずは日々のメンテナンス費用を見ていきましょう!メンテナンスする内容は大型、中型に関わらず同じです。
整備費用はバイクショップに依頼した場合で考えます。
エンジンオイル交換

エンジンオイルは一般的に3,000km毎または半年毎、いずれか早い方での交換が奨励されています。エンジンはまさにバイクの命となるパーツなので、しっかりメンテナンスしましょう。
工賃込み7,000〜8,000円ほど。高性能オイルを入れるほど、1L単価が上がります。
チェーン清掃

ほとんどのバイクがチェーンドライブを採用しています。チェーンは、雨水や泥を含んで動きが悪くなると、異音がしたり、錆びたり、パフォーマンスを発揮できなくなります。厳密に決まりはありませんが、チェーンが乾いていると感じたらメンテナンスが必要です。
工賃込み3,000円ほど。
チェーンクリーナーとチェーンルブを用意すれば、自分で清掃できます。ただし、チェーンは次第に伸びてくるので、伸び調整も必要です。素人では簡単にできないので、定期的にショップで見てもらうことをおすすめします。
上級モデルに搭載されることの多い「シャフトドライブ」であればメンテナンスフリーなので、整備費用はかかりません。
タイヤ交換

大型バイクは中型バイクよりもタイヤが太い傾向にあります。そのため、タイヤ費用は高額になりがちです。
また、パワーがある上、車重もあるので、タイヤの消耗も早いです。
筆者の体感では、ツーリングタイヤで持って8,000kmです。スポーツタイヤになるともっとライフは短くなります。
250ccのセローに乗っている時は15,000kmほど持ちました。ほぼ倍ですね。
費用に関しては、KAWASAKI NINJA1000とNINJA250を比較してみましょう。

約2.5倍の費用がかかります。
車種によりますが、タイヤ代は中型バイクの2倍以上かかると思っておきましょう。
ブレーキパッド

ブレーキパッド交換の目安となる走行距離は5,000km~10,000kmです。
新品のブレーキパッドの厚みは約10mm、1,000km走るごとに1mm削れると言われています。
ブレーキは安全の肝でもあるので、ギリギリまで粘らずに早めに交換しましょう。
工賃込み3,800円。
ガソリン

大型バイクはハイオク指定なこともあるので、レギュラーと比べて1L当たり10円ほど高くなります。
駐車場代

自宅にバイクを置くスペースがない方や集合住宅にお住まいの方は駐車場代がかかります。金額は地域や青空駐車、ガレージ駐車場によって様々ですが、固定費として毎月かかるものなので、見逃せない費用です。
約3,000円〜20,000円。(地域・駐車場の条件による)
1年または2年に1回かかる費用

次に日常的にはかかりませんが、定期的に発生する費用を見てみましょう。
車検(2年に1回)

大型バイクに限らず、401cc以上のバイクは2年に1回車検を受けなければなりません。
ここで重要なのは「大型バイクと中型バイクの車検費用は同じ」ということ。
車検は法定点検です。大型も中型も整備する内容は同じなので、金額も同じなのです。
ただし、車検の通らないパーツ(ex.タイヤの溝が不足しているなど)があると、部品代は大型バイクの方が高い傾向にあります。
大型バイクの車検費用についてもっと詳しく知りたいなら
軽自動車税

軽自動車税は4月1日時点でバイクを保有している方に必ず課される税金です。毎年5月頃に納付書が届きます。
排気量 | 年間税額 |
---|---|
126cc〜250cc | 3,600円 |
251cc〜400cc | 6,000円 |
401cc以上 | 6,000円 |
車検がなく人気の250cc以下は3,600円ですが、それ以上になると6,000円の課税となります。
もし乗らないバイクを所有しているなら3月31日までに買取に出すか、処分しないと、もれなく課税されます。
自動車重量税(2年に1回)

車検のあるバイク(250cc以上)には自動車重量税が課されます。
「いやいや、車みたいに重たくないだろう…」と言いたくなりますが、本音をグッと堪えて払いましょう。
排気量 | 自動車重量税 |
---|---|
250cc以上 | 登録後12年まで 年額1,900円 登録後13~17年 年額2,300円 登録後18年以上経過 年額2,500円 |
しかも乗っている年数に合わせて課税額が増えていきます。車検の時に支払いとなります。
自賠責保険(2年に1回として)

自賠責保険はバイクに乗るなら強制加入の保険です。
排気量 | 24ヶ月(2年) |
---|---|
125cc〜250cc以下 | 8,920円 |
251cc以上 | 8,760円 |
意外ですが、自賠責保険は大型バイクの方が費用を安く設定されています。ただし、微々たる違いなのであまり気にする必要はないでしょう。
任意保険

任意保険は大型バイクの方が高い傾向にあります。理由は、事故した際の修理代が高額になりがちだからです。
高性能なエンジンや専用設計の外装がついていることが多く、部品単価自体が高いことが主な要因ですね。
筆者はセロー250から700ccのバイクに乗り換えた時、保険料がアップしました。セローが年間15,000円だったのに対し、700ccは年間18,000円になりました(3,000円アップ)。
また、任意保険は年齢や用途によって金額が変わります。ご自分の保険料がいくらなのかを知るためにも見積もりを取ることをおすすめします。
バイクの維持費を捻出するための節約方法

大型バイクに乗っている筆者ですが、決して潤沢な資金があるわけではありません。しかし、バイク大好き人間なので、維持費を捻出するために日々節約しています。
ここではその内容を挙げていきます!バイクは何かとお金の不安がつきもの。これから大型バイクへステップアップしたい方の参考になれば幸いです。
外食はしない

平日も休日も、基本外食はしません。オール自炊です。
食欲を抑えることはできませんよね。お腹いっぱい美味しいものが食べたいです。それをすべて外食に頼ると、とんでもない金額になってしまいます。
食事を作れるようになると、不思議と外食する機会が減ります。食べたいものがあれば自分で作れば良いのですから。
筆者の家計では、一人当たりの食費/月2万〜2.5万程度です。お昼はお弁当を用意、飲み物は水筒2本を持参しています。お弁当は晩ご飯の残りや作り置きしたお惣菜を詰めれば、労力も少なく済みます。
良いものを長く使う

少々お値段が高くても、品質重視で身の回りのものを揃えています。経験上、安価なものは長持ちしません。
バイク関連で言えば、ヘルメットやグローブ、ジャケット、パンツなど。消耗品ではありますが、高品質な縫製・生地で作られたウェアは数シーズン着ることができます。
6年前に購入したHYODのレザージャケットとFIVEのレザーグローブが今のメインウェアです。10年前に買ったRSタイチのジャケットも現役で着用しています。
決してブランドものがおすすめというわけではありません。しかし、ブランド名を冠して作られた商品は、そのイメージを壊さないためにも作りが良いことが多いです。
むやみに外出しない

出掛けると、どこかでお昼を食べたり、飲み物を買ったり、フラッと寄ったショップで買い物したり。何かと散財しがちです。
出掛けるのはもちろん良いのですが、当てもなく出かけると、使う予定のないお金を使わされてしまいます。
購入するものや目的を持って出掛けるように心掛けています。
今はネットで商品がいくらでも見れます。基本はネットで購入し、どうしても実物を見たいものや高価なもののみ店舗で購入してもよいですね。時間の節約にもなります。
通信費を見直す・スマホは格安SIMを検討する

通信環境は今や生活のクオリティーに直結しますよね。しかし、毎月固定費がかかるものなので、少しでもお得に使いたいところ。
通信サービスは大手から格安SIMまで、選択肢が豊富にあります。プランの見直しや乗り換えを行なって、毎月の出費を抑えましょう。
スマホは格安SIMを使用すると1,000円/月のプランもあり、良心価格となっております。基地局や店頭販売も持たず、大手キャリアの通信サービスを借用することでコストダウンしています。
筆者は10年近く格安SIMを使用していますが、通信品質に不満はなく、どこで使用しても快適です。しいていうなら、通勤・通学時間帯はやや通信速度が遅い気がしますが、これは日によります。大概は快適に使用できています。
\今すぐ通信プランを見直そう/
新聞は宅配を止めて、デジタル版へ

筆者は新聞が好きなので宅配購読していたのですが、最近デジタル版へ切り替えました。デジタル版の方が1,000円ほど安いのと、紙の記事と同じものがスマホアプリやPCブラウザで見られて、とても使い勝手が良いです。紙の新聞は読んだ後、手が汚れてしまいますが、デバイスで読んでいる限り清潔を保てます。
新聞を取っていてもほとんど読んでいないなら、定期購読をやめてみるのもありです。
任意保険を見直す

先述しましたが、バイクの維持費で毎年かかる任意保険は、見直しが必要です。バイク購入時の任意保険にそのまま加入していませんか?
任意保険は基本1年更新です。更新月の1〜2ヶ月前に保険会社から継続手続きの書類が届きます。それも見かけたら、早速他の保険会社に見積もりを取ってみましょう。
何社も自ら見積もりを取るのは大変なので、「一括保険見積もりサービス」を利用するのがおすすめです!あなたの条件で一括比較してくれて、簡単に一番安い保険会社を選ぶことができます。
乗り換えたいと思ったら、買取の見積もりを取ろう!

ここまで読んで、
「やっぱり大型バイクに乗りたい!」
と思ったなら、今乗っているバイクを買取店で見積もってもらいましょう!
ただし、たくさんの買取店があるなら中で、あれこれ自分で探すのは面倒ですよね。
そこでおすすめなのが「一括査定サービス」です!
ネットから必要事項を入力するだけで、簡単に見積もりがもらえます。買取店同士を競わせることによって、高値を引き出すことができますので、是非利用しましょう!
おすすめ一括査定サイト
高価買取についてもっと知りたい方はこちら!
まとめ
いかがでしたか。
大型バイクのリアルを感じて頂けたのではないかと思います。憧れて乗りたいバイクがあるなら、是非乗ってほしいと思います。
そのために費用がネックになるのなら、そこは工夫次第で何とでもなります。実際私はなんとかなっています(笑)。
あなたのバイクライフがより充実したものになることを祈っています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう。

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