最初に
みなさん、こんにちは!海中ライダーです!
「エンジンオイルっていつ交換すればいいの?」
「オイル交換、少しぐらい伸ばしても大丈夫?」
こんな疑問をお持ちではありませんか?
私は初心者の頃、ディーラーの方に言われるがままにとりあえず交換していました。うっかり忘れてしばらく放置していたことも…(笑)
今日はそんなあなたのために記事をご用意しました!
- エンジンオイルの交換目安
- 定期的なオイル交換がなぜ必要なのか
- 適切なオイル交換でどのぐらいバイクが長持ちするのか
オイル交換は、バイクのエンジンを健康に保つうえで欠かせない大切なメンテナンスのひとつ。とはいえ、走行距離なのか期間なのか、判断基準がよく分からず、ついついほったからしにしがちですよね。
今日は、ライダー歴15年以上の筆者が、経験に基づいてバッチリ解説していきます。
この記事を読めば、オイル交換に基本が分かり、愛車を長く快適に乗るための第一歩を踏み出せますよ。
是非最後までお付き合い下さい。それでは、どうぞ!

ネーム:海中ライダー
関西出身、何かと理由を作ってはバイクに乗ろうとする旅人。バイク歴15年以上。ラジオを聴きながら夜な夜な執筆しているブロガー。
関西を中心に、バイクにまつわるアレコレを書いています。
- 取得免許:大型自動二輪車免許、普通自動車第一種運転免許、温泉ソムリエ
そもそもなぜエンジンオイルの交換が必要なの?

バイクは定期的なエンジンオイル交換が必要です。しかし、そもそもなぜ必要なのでしょうか。
実は、エンジンオイルはいくつもの作用を持ち合わせています。
- 金属同士の摩擦を減らし、動きをスムーズにする(潤滑作用)
- エンジン内部を冷却する(冷却作用)
- 鉄粉やスラッジ汚れを洗浄する(洗浄作用)
- ピストンやピストリングの隙間を埋める(密封作用)
シリンダーやピストン、クランクシャフトなどで構成されるエンジン内部は金属で作られているので、そのままではスムーズに動作することができません。そこでオイルが必要です。
他にも爆発することによって高温になったエンジンを冷やしたり、汚れを吸収したり、燃焼室の密封を保ったり。
オイルと聞くと「潤滑剤」だと思われますが、こんなにもたくさんに役目を果たしてくれているんです!
これが汚れたまま交換されないとどうなるでしょうか。
潤滑不足で金属同士が擦れてダメージを受けたり、燃焼室の密封が正しく行われず不完全燃焼になったり。最悪の場合、エンジンが壊れてしまいますね。
このような事態にならないためにもエンジンオイルは定期的に正しく交換することが不可欠なんです!
オイル交換の目安
では、どのぐらいの目安でオイルは交換すればよいでしょうか。
判断する基準は大きく分けて3つあります!それぞれ解説しますね!
走行距離で判断

最もメジャーで分かりやすい目安が走行距離です。
まずは下表をご覧下さい!
排気量 | オイル交換の目安 |
---|---|
原付(50cc) | 1,000〜2,000km |
小型(125cc) | 2,000〜3,000km |
中型(250〜400cc) | 3,000〜5,000km |
大型(400cc以上) | 5,000〜10,000km |
排気量別に目安となる走行距離が分かれています。
これは小さな排気量ほど高回転を使う頻度が高い傾向にあるのと、オイル量が少なく汚れやすいという理由からです。
ただし、これはあくまで目安です。保管環境や季節、乗り方によっても変わります。
特に夏場はオイルの減りが早くなります。
例えば、大型バイクでも高回転を多用して走る方なら10,000kmよりも早いタイミングで交換した方がよいでしょう。高温・高負荷をかけるほどオイルが劣化していくからです。
前回のオイル交換からの期間で判断

あまり走行距離が伸びない場合は、前回のオイル交換からどのぐらい期間があいているかで判断しましょう。
基本的に、前回から半年以上経過している場合は交換がおすすめです。
エンジンオイルは走っていなくても蒸発したり、酸化したりして劣化していきます。
症状で判断

他にもバイクの状態で判断する手もあります。走行距離に関わらず、以下の症状が出ていれば早めにオイル交換するか、ショップに相談して下さい。
シフトペダルが固い、スムーズにシフトチェンジできない

エンジンオイルはクラッチの湿潤も兼ねています。ギアの入りが悪くなった時はエンジンオイルの劣化を疑ってみましょう。
オイルが黒く濁っている

エンジンにはオイル窓がついており、車体を傾けるとオイルの色を見ることができます。新品のオイルは綺麗な黄金色をしていますが、次第に黒っぽくなっていきます。
【実例】定期的なオイル交換をしたバイクについて

私のサイトで度々登場する「MT-07」。スポーティーな走りと漫画から飛び出してきたような奇抜なスタイルがとても気に入っていました。
このバイクはエンジンオイルを3,000km毎に交換していました。普段はのんびり走っていますが、ワインディングでは高回転を多用するので、早めの交換サイクルがいいと思ったからです。
乗り方にも気を配り、定期的に高回転で走って、エンジン内部のスラッジを外に排出するようにしていました。
結果、約5年乗り、走行距離は8万km越え!その間エンジン関連のトラブルは一切ありませんでした。
他に乗りたいバイクがあったので乗り換えてしまいましたが、あのまま乗り続けていてもおそらくトラブルなく乗れたのだと思います。そのくらい何もありませんでした。
よく「バイクのエンジンは10万kmが寿命」と言われますが、乗り方次第だと思います。バイクをいたわって乗れば、もっと走れることでしょう。
(お世話になっているメカニックの方の話)
ギアを2速・3速に入れて、7,000〜8,000回転をキープして15分ほど走ると、エンジン内のスラッジやバルブ周りの汚れが排ガスと一緒に排出されます。
普段、低回転中心で走っていると、燃焼室内の汚れが十分に排出されず、吹け上がりや燃費に悪影響を及ぼします。
時々エンジンを回すことで良いコンディションを保てるのでぜひお試し下さい。
よくある質問(FAQ)
Q. クルマ用のオイルを入れてもいいの?
A. ダメです。バイクのエンジンはクルマよりも回転数が高く、熱を持ちます。バイク用オイルはそんな高温・高負荷に耐えられるように作られています。車用オイルは比較的安価に販売されていますが、絶対に入れてはいけません。
Q. あまり乗っていないけど、オイルは交換すべき?
A. はい。走っていなくても湿気や酸化で劣化します。半年を目安に交換しましょう。
まとめ
いかがでしたか。
エンジンオイルの交換は基本でありながら、とても大切な整備です。定期的に交換しておくだけで、長く愛車を楽しむことができますよ。
初心者のうちは「ちょっと早めかな?」と思うくらいのタイミングで交換しておくのがおすすめです。
是非ご自分のバイクをいたわってあげて下さいね!
最後までお付き合い頂きありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう。

次の中から、気になる項目をチェックしてな!
バイクの盗難保険には加入していますか?
実はバイクの盗難は年間約1万件、一日当たり27台以上のバイクが盗難に遭っています。盗難は決して他人事ではありません。
検挙率は17%と低く、ほとんどのバイクは返ってきません。大切なバイクを盗まれただけでなく、ローンだけが残るなんて地獄ですよね。
ZuttoRideClubの盗難保険なら最大300万円まで補償!パーツ盗難なら最大20万円まで補償、カギ穴いたずら補償は5万円まで補償!
会員数は24万人を突破、国内4大バイクメーカーの盗難保険のOEMも行っています。
安心してバイクライフを楽しみましょう!
【ZuttoRideClub盗難保険】
\【1分で完了】まずは無料お見積もり /
ライダーに人気のバイクウェアブランド「クシタニ」。
レーシングレザースーツ用に開発した特殊皮革「プロトコアレザー」を使用した名刺入れがこちらです!
仕事の時も、バイクにゆかりのあるレザーを使用できるなんて、ちょっと特別な気持ちになりますよね。
お気に入りの名刺入れで他の人と差を付けちゃいましょう。
【ノイ・ジャパン 通販サイト】
\老舗クシタニのレザー名刺入れ/
バイクを楽しみながら、車も所有するのは費用的にも大変ですよね。
車は決して安くない買い物。車両代・車検代等、多くの支払いがあって「自分には無理だ…!」と諦めているそこのあなた!
車をサブスク(カーリース)で月々固定のお支払いで乗ってはいかがですか?
今急成長している車の乗り方!突発の出費がなく、資金計画が立てやすいですよ!
【SOMPO×DeNAのカーリース】
頭金・初期費用なし、各種税金・車検代・メンテナンス代もコミコミ。月額1万台〜。
\カーリースで楽々6輪生活/
【リースナブルのカーリース】
業界最安の新車リース。月額6,600〜、頭金・車検代・自動車税コミコミ。
\カーリースで楽々6輪生活/